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思いつくことなど
7月19日配信分のT'Sコラムで「ヒトゴトではない郵政民営化」として
郵政の民営化問題について僕の考えを書いてみました。

僕自身は、この問題に対する皆さんの関心は比較的薄く、たくさんの
「解除」がでることを覚悟して配信しました。

ところが意外にも多くの皆さまから同意のメール(なかには、お叱り
のメールも頂戴しましたが)を頂き、正直驚きました。

一般の世論調査では、郵政民営化に対する国民の関心は僅か7.5%、
順位でいうと16位にすぎません。

マスコミ曰く
・国民の関心はもっと他にある
・首相の説明が全く行われていない

・・・・本当にそうですか?

上記ようなネガティブな調査結果は、マスコミによる「刷り込み効果」
が大きく影響しているのではないでしょうか?

僕は前に申し上げたように、この郵政民営化は今後の日本経済の
「ありよう」を左右する大きな問題だと思います(多くの読者
も同じご意見ではないでしょうか)。

ちょうどいま、NHKで「郵政特別会質疑」の放送が
行われていますが、(僕は今中継をテレビで見ながら、このメルマガ
を書いてます)枡添さんが小泉さんに対し、郵政民営化の必要性
の説明を求めたのに対し、小泉さんは実に明快に、かつ解りやすく
答えています。

「首相による説明が行われていない」というのも的外れでは
ないでしょうか。

私たちは、

・小泉さんは本当にこの問題の重要性を説明していないのか?
・本当にこの問題は私たちにとって重要ではないのか?
・この法案は否決されてもいいのか?

マスコミというフィルターを通してではなく、しっかりと
自分自身の目と耳でで判断しなくてはならないのでは
ないでしょうか。

そして、万一否決され政局になるような事があれば、私たち
一人ひとりが投票という行動を通し自分たちの声をしっかりと
政治(と経済に)反映していかなければならないと思います。

今後も、この国で安心して投資を続けるためにも・・・
(2005年8月1日)



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