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思いつくことなど
前から古い日本のマッチのラベルを集めているのですが、
最近ちょっと面白いヤツを見つけました。

『樺太 泊居 お料理 玉屋 電話16/17番』

と書かれています、デザインはなんだか松の木のような
絵です。

デザインは全然面白くないのですが、「樺太の泊居」
というのがいいでしょ。

日露戦争で樺太(今のサハリン)の南半分が日本領に
なっていますから、それ以降に作られたものなのでしょう。

遠く遠く寒い樺太に泊居という街があり、そこに日本人が
住んでいて、玉屋という料理屋まであった・・・何だかとても
不思議な気がしますし、そこで使われてたマッチのラベルが、
どこをどう経由して僕の手元にやってきたのか・・・すごく
興味があります。浅田次郎だったら、このラベル一枚で
短編の小説をかいてしまうのではないでしょうか。

(2011年7月5日)






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