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新しい世界の構図
皆さん、こんにちは。

今年一年本当にいろいろなことが起こりましたね。

一昔前なら2年や3年かかってゆっくりと起こったような変化が、
ほんの数ヶ月で起きてしまう・・・世界がコンピューターネットワーク
でつながり、お金は1と0の電気信号に変換され、そしてネットワークの中
を瞬時に移動する・・・

考えてみれば私達がいま生きている社会は、たとえば1929年の大恐慌の時代
などとは、『変化の早さ』において全く異質な社会なのかもしれません。

もしこの考えが正しいとすれば、今後起こるであろう変化も
(今まで同様)予想以上の時間軸で展開されることになるでしょう。

私は今回のショックは一時的なことではなく、大きな意味で
世界の枠組みの変化の始まりになるのではないかと思っています。

いま私達が経験している金融ショックは、米国を中心とした旧先進国グループ
が、中国やインド、アセアンなの追随により製造業を奪われ、
金融分野にその活路を求めた結果起きた必然といえなくもありません。

もしそうであれば、現在私達の目の前に展開されている変化は、
単なる金融ショックなどではなく、先進国グループに新興工業国グループ
がキャッチアップする過程で起きた現象の一断面なのかもしれません。

おそらくこの流れは、このキャッチアップが完了した時点で止まるので
しょうが、その過程において、私達は今まで経験したことのないような速度
とスケールで、さまざまな変化を体験することになるでしょう。

そして私達は目の前に展開する思いもよらぬ現実に驚き、狼狽し
続けるに違いありません・・・

さて来年はいったいどんな一年になるのでしょうか。

私達を待ち受けている変化の速度と大きさを考えますと、空恐ろしい
ような気もしますが一方で変化はチャンス。

変化のスケールと速度が大きいほど、大きく儲けるチャンスがあるとも
いえるわけで、来年のことを考えますと一方でワクワクしたりもします。

何もせず変化に流される人・・
変化に船出して遭難してしまう人・・
うまく泳ぎきり、成功を手にする人・・

これから数年、私達はきっといろいろな人々の光景を目にすることに
なるでしょうが、どの方法をお選びになるにしても、それはお一人お一人
の判断です。

ただし楽な道などひとつとしてないはず、お一人お一人が持てる能力の全て
を傾け、御自分の信じた方法でこの変化を精一杯泳ぎきることでしか、
道は開けないのではないでしょうか。

では、今回はこのへんで。
(2008年12月22日)




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