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13年目に思うこと

みなさんこんにちは。

暑いさなか汗をふきふき銀座にやってきて、
この事務所を借りたのがちょうど12年前でした。

あれからずっとこの仕事をしていますが、思い返せば
この間本当にいろいろな出来事がありました。

リーマン・ショックや欧州債務危機、
日米欧による大量紙幣の発行・・・

僕の予想を超えた環境の変化に、ただ右往左往し流されて
きただけではないかという反省と、一方でその間、わずかずつ
ではありますが経験と知識を積みあげ、多少なりとも
お客さんのお役に立てるようになったという自負もあります。

さて次の12年はどうでしょう・・

実体経済に対するマネーの規模は、今後ますます膨張してゆく
ことは想像に難くなく、一方で世界の投資家が利用する通信網は、
その速度面とデータ量において、加速度的な進化を遂げるに
違いありません。

したがって相場の変動はますます大きなものになり、
私たちは今までの12年以上に、大きな経済のうねりに
さらされ続けることになるはずです。

その結果うまく波に乗れる者と、失敗する者の経済的格差は、
ますます大きくなるでしょう。

さて、そのような近未来において・・・

たとえ現時点で十分な資産を持っているように思えても、
はたして生涯の経済的な安泰は約束されるものでしょうか。

仮にこの答えがNoであればどうでしょう。

この場合、私たちは好む好まざるにかかわらず、
うまく波にのることを目指さざるをえないはずです。

このような混沌の時代を前にして、
私たちは明確なイメージをもって、資産の運用や防衛に向き合う
ことが求められていると言えるでしょう。

たとえば現預金や株、債券などペーパーアセットだけでなく、
一部は不動産や貴金属、コインなど、地面にしっかりと
足がついた現物資産へ分散しておくこと。

ペーパーアセットの中身も分散が必要で、その一部は
景気変動の影響を受けにくい資産、つまりヘッジファンドなど
オルタナティブ運用にも分散しておくこと。

そのうえで積極運用資産である株式は、徹底的にリターンを
追及すること。

たびたび起きる危機の震源地は予測不能という前提に立ち、
平時から資産の地理的な分散を図っておくこと。

そしてできればお子さん世代に向け、資産の承継計画を
事前に立てておくこと・・・

このような平時の心掛けが重要ではないでしょうか。

僕の事務所は、次の12年もブレることなくこの考えに立って、
皆さんの資産運用プランを考えさせていただきます!

 

では今回はこのへんで。

(2016年7月14日)




 




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