■ようやく超えた四半期決算というハードル
みなさんこんにちは。
ちょうどいま日本企業の4-6月四半期の決算発表が行われています。
一昨日はソニーがありましたし、
トヨタや富士通など大所もあらかた終わりました。
なので今週でほぼ決算が出そろった形です。
僕も長いこと株を見てきましたが、
これほど四半期決算に注目したのは初めてかもしれません。
国内企業の決算月は3月が多く、
4-6月は第1四半期に相当します。
第1四半期といえば年度が始まって最初の四半期ですから、
本来はさほど注目されません。
競馬で言えば、
せいぜい第一コーナーを過ぎたあたりでしょうか。
でも今期は少し様子が違いました。
多くの会社は3月からコロナの影響を受け始めましたので、
今回が企業にとってはコロナ後はじめての四半期でした。
自動車やその関連産業は随分と痛手を受けたが、
はたしてどの程度の影響を受けたのだろう・・
空輸や鉄道、百貨店、小売りなども大きな悪影響を受けたが、
本当のところはどの程度深刻なのか?
逆にリモートや巣ごもり需要の拡大で、
5Gや半導体、ゲーム、ネットワークセキュリティなどの決算には、
随分と期待が膨らんでいました。
このように四半期決算に対するさまざまな思惑や予想はありましたが、
コロナが私たちにとって未体験ゾーンだっただけに、
過去の経験則は参考になりません。
はたして実際にはどのような影響があったのか・・・
良いにせよ、悪いにせよ、
実際のコロナ影響度合いが、
これで明らかになったわけです。
それだけに株価の反応も大きく、
過度な期待がはげ落ちた会社もあれば、
予想外なコロナの好影響が明らかになり、
株価が急騰した銘柄もありました。
このように今回は過去の経験が通用しない、
決算だったといえるでしょう。
でもようやくこの不安に満ちた決算発表が、
あらかた終わりました。
コロナが追い風になった会社も、
コロナで沈んだ会社も、
今回の決算であらかたその度合いが明らかになったといえるでしょう。。
これは市場から見ると不確実性の減少で、
株式投資にとって決して悪いことではありません。
株価はコロナ後のハードルをまた一つ、
乗り越えたといえるでしょう。
これで不確実性が無くなったなったわけではありませんが、
きっと市場はこうやってひとつずつハードルを越えてゆくのだと思います。
そしてその先はコロナ後の新しい相場が待っていると、
信じたいものです。
では今回はこのへんで。
(2020年8月5日)
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