■高齢者は何を目的に株を買うか
みなさんこんにちは。
前回のメルマガは5/13ですから、
すでにあれから3週間ほどたってしまいました。
事務所の引っ越し(銀座の事務所ではなく、自宅近所のほうです)と、
体調不良が重なり仕事ができませんでした、申し訳ございませんでした。
今まで何度も副鼻腔炎で体調を崩すことはありましたが、
一週間も寝込んでしまったのは事務所を作ってから初めてかもしれません、
自分では体力的に高校生のころと大差ないと思ってきましたが、
やっぱり年齢を感じないわけにはいきません。
そしてこの一週間のあいだ僕はいろんなことを考えました。
例えば年齢と資産運用の成果の関係です。
歳をとれば投資に否定的なる人が多いように感じます、
人生の長さを計算すればあたりまえです。
例えば30歳の方に残された運用期間が50年だったとしましょうか、
毎年の収益率は大きくバラツキますが、その収束先は一点に向かいます。
たとえば初年度+20%、2年目−5%、3年目−8%、4年目+13%、5年目+3%・・・
こんなふうに毎年の成果はバラツキますが、
長い目で見れば収益率の平均値は一点に向かうということです、
まるで何かの力に引き寄せられるように・・・。
従って向こう50年も投資を継続できる人の場合、
あらかじめ予想できる平均値を前提に大きなリスクをとることができるのです。
一方で75歳の方の場合どうでしょう。
上記の様に10年、20年・・・50年と長く運用してゆけば、
本来あるべき水準に向かって資産の残高は収束していきますが、
運用期間が5年しかなければそうはいきません。
たまたまのラッキーな5年間もありますし、
同じ確率でたまたまの不運もあります。
人はどうしても安全サイドに振りたいもの、
このように短期間の運用ではリスクを下げざるをえません、
これが高齢になればなるほど人が保守的になる理由です。
でもこれは一般論であり僕自身の場合は少し違います。
例えばめいっぱい見積もって95歳まで生きるとして、
夫婦の生活費を十分な余裕をみて多め目に見積もる、
健康上のイベントから発生する一時的なまとまったおカネも加算し、
さらに妻や子供に遺すべきおカネを計算し、それもどけておく。
こうやって必要なおカネを脇によけておけば、
残りのおカネは今まで通り、
イヤ残された時間が短くなって不確定要因が減る分、
逆に今まで以上の積極スタンスで運用できるはずです、
これが僕の基本的な考え方です。
日本でも65歳を超えて運用資産800億円という有名な人がいますし、
そういえばウォーレンバフェットさんのように、90歳を過ぎても
バリバリ株式投資をやっていた人もいます。
世界にはきっとそんな高齢のアクティブ投資家は大勢いるはずです、
「そんないっぱいおカネを増やして何を目指しているの?」
と若いころの僕なら不思議に思っていたかもしれませんが、
いまなら理解できるような気がします。
自分のためということでななく、社会への貢献を目的に、
おカネを積極的に増やしている人が一定数いるのではないでしょうか。
税金の使い道は自分ではきめられませんが、
自分のおカネなら自由に使い道を決められますし、
より効率よく社会に貢献することができるはずです。
しかも株式投資のなかで経験知は大切な意味合いを持ちます、
さまざまな投資経験を積んできた高齢者にとって、
株式投資は案外と有利な領域ではないかと僕は思います。
体調を崩した1週間、
僕はこんなことを考えて過ごしていました。
では今回はこのへんで。
(2026年6月4日)
■このコラムが一週間早くお手元に届きます
当社代表の田中が週に一回お届けする無料メルマガ「一緒に歩もう! 小富豪への道」
は下記からご登録いただけます。
「T's資産運用コラム」と同じ内容を一週間早くご覧いただけます、是非ご登録ください。
『まぐまぐ!』から発行していますので、ご安心ください。
|