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来年起きそうなことを一つだけ

みなさんこんにちは。

僕は年初のメルマガで、
その年の相場見通しと推奨ポートフォリオについて書いています。

今回は来年起きそうなことを一つだけ、
抜粋してお話ししようと思います。

相場の焦点として一つだけ挙げるとすれば、
「アメリカのインフレと金融政策」になると思います。

近年はアメリカ株に投資する人も多いですし、
アメリカの金融政策は日本や世界の株に大きな影響を与えます。

アメリカ国債は金利ゼロの国に住む私たちにとってもキーになる金融商品ですし、
アメリカの金利はドル円相場や金の価格も左右します。

なので「アメリカのインフレと金融政策」は、
私たち日本人にとっても大切なテーマです。

今年一年は、アメリカは3倍の超高速で利上げを続け、
その結果、円は対ドルで32年ぶりの安値を付けました、
またアメリカ株、なかでも高金利に弱いといわれるハイテク高成長株は随分と
売られました。

逆にアメリカ長期債に投資した人は、
一時4.2%の高金利をうまく活用できた、
なかなかの相場観を持った人だったといえるでしょう。

このように今年一年を振り返ると、インフレとアメリカの超高速利上げが、
私たちの資産運用に与える影響の大きさを感じないわけにはゆきません。

であれば逆もまた真なりです。

来年の世界経済に関し、
いろんな見方をする人がいて当然ですが、
僕は来年徐々にアメリカの高インフレは終息に向かうと思います。

その結果、FRBは徐々に利上げのペースを緩め、
来年2回目の政策決定会合で利上げを停止するでしょう。

ここまで急ピッチで進めてきた利上げの効果が出て、
来年アメリカの景気は停滞期に入り、もしかしたら短いながらも
景気後退入りがあるかもしれません。

その結果、FRBに対する利下げ圧力は高まり、
来年の今頃は逆に利下げモードに入っているかもしれません。

つまり来年は月が進むにしたがって
・インフレの終息
・利下げ
の圧力が強まってくるはずです。

ではこの場合、
日米の株価やドル円相場、アメリカ長期債の利回りはどう動くでしょう。

まずは株からです、一般に景気の停滞もしくは後退は、企業業績に対して
マイナスに作用します。

したがって来年のアメリカや日本の会社の業績はイマイチだと思います、
特に半導体サイクルが下降局面あることから、ハイテク半導体企業の
業績はかなりヤバイ感じになるでしょう。

でも株価は1年ほど先を見て動きます。

つまり半導体サイクルの上昇局面と、景気の底入れを同時にイメージしながら、
この領域の株価は動くということです。

株価は全体的に上がってゆくと思いますが、
上記のような理由でこの領域の株価には特に強気です。

続いてドル円相場です、
今年は日米の金利差がテーマになってドル高、円安が進みました。

上記のように来年アメリカの利上げが止まるなら、
今年と逆の現象がおきるでしょう。

ただし今年の初めあたりまで定位置だった1ドル=115年に戻るかといえば、
それも無いと僕はおもいます、利上げが止まるといっても現状アメリカの政策金利は
4.5%もあります、年初時点では0.25%でしたから、そこまで随分と距離があります。

しかも近年、日米の経済力の差は拡大傾向にあり、
中長期的に見て円安が進みやすいという土台の違いもあります。

上記を踏まえると、来年を通しやや円高傾向だとは思いますが、
せいぜい1ドル=125円程度が円高の限界ではないでしょうか。

最後にアメリカの長期金利です、
上記のように自国の国債をもっていてもほとんど利息がもらえない私たちにとって、
アメリカの長期国債は資産形成のうえで大きな存在です。

11月には一時4.2%を超えていたアメリカ10年債の利回りは、
足元で3.5%ほどまで下がっていますが、来年はもっと下がる可能性が高いと僕は思います。

アメリカの超高速利上げが効いて、
来年のアメリカの景気は一時的な後退期に入る可能性が高いと僕は思います。

その結果、資金に対する需要が減って、
長期債の金利は徐々に下げることになるでしょう。

どこまで下がるかわかりませんが、
例えばここ10年の平均値あたり、
2%前後まで10年債利回りは下がる可能性があると思います。

以上、
来年起きそうなことと、
相場の予想でした。

ちゃんとしたものは年初一回目のメルマガでお話ししますので、
興味ある方はご覧ください、年初は1/12(木)あたりを
予定しております。

 

では今回はこのへんで。

(2022年12月16日)




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