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カネの成る樹を育てる

みなさんこんにちは。

最近でこそ少しマシになりましたが、
日本人の経済無関心はマズイと思います。

たとえば株式とはいったい何なのか、
ホントのことをわかっている人はどれほどいるでしょうか、
仕組みがわからなければ投資のしようがありません。

このスタートのラインに立っていない人が大半だと思います。

さらにその上で、
世界経済や金融に関する基礎的な知識は必須ですし、
個別株に投資するなら財務諸表を理解する知識も必要です、
できれば会社四季報に書かれている程度のことは理解できたほうがいいでしょう。

会社の財務情報をもっと深堀するならば、
3級程度でもいいので簿記の知識はあったほうがいいと思います。

さらにさらにその上で、
個別の会社が作る製品や技術、
サービスの内容など知っていれば満点です。

債券も同様です。

そもそも債券とは何なのか、
さらに債券と金利はどんな関係にあるのか、
債券投資で失敗する場合の典型的なパターンは何か、
そしてどんな時にその「失敗」はやってくるのか。

この程度の知識は持っておかれたほうがいいでしょう。

なんでもそうですが、
表面的なことだけで済まそうとすれば、
無数のパターンを覚えなければなりません。

でも基本的な原理を知っておけば、
どんな場面がやってこようが応用が利きます。

もし皆さんが株式投資や債券投資の仕組みについて、
基本的な原理を知っておけば、
それは皆さんにとって大きな財産になるのは間違いありません。

いわばご自分の頭の中に「カネの成る樹」を育てるようなもので、
そんな樹を持っておけば、どんな場面がやってきても皆さん自身を助けてくれるはずです。

生きているといろんなことが起きます、
宝くじがあたったり、親から大きなおカネを相続したり、
そんなラッキーなことが起きることもあるでしょう。

でもそうやって手に入れたおカネは使ってしまえばおしまいです、
一方で皆さんご自身が育てた「カネの成る樹」は一生ものですし、
使っても使っても減るということはありません。

そんな風に考えますと、
いくら情熱を傾けても傾けすぎるということはないはずです。

でも「ローマは一日にしてならず」です、
さらに「千里の道も一歩から」とも言います。

毎日毎日すこしずつ意識して積み上げてゆくなら、
10年後、20年後、30年後にきっと大きな樹に育つはずです。

まずは毎日新聞を読むこと、
はじめは朝日や読売でもいいですが、
なれてくれば日経にチャレンジしてください、
最近ならオンラインでもOKです。

雑誌もいいですよ、
最初はダイヤモンドZAIなど大衆向けからスタートし、
日経マネーや東洋経済、ダイヤモンドなどに進むといいでしょう。

お笑い番組もいいですが、
たまには日経CNBCやワールゴビジネスサテライトなども視てください、
そして慣れてきたら毎日同じ時間に同じ経済番組を見てください、
一日10分でもいいですよ。

こうやって昨日より明日、
明日より明後日、明後日より一年後・・・

こんな感じで少しずつ知識を増やしてあげてください、
焦る必要はありませんが、決して途中で投げ出さないでください、
そうすればきっと皆さんの「カネの成る樹」は大木に育つはずです。

小さな樹でもそれなりに実はなりますし、
大きく育つとそれに見合った実がなるでしょう。

これからの日本は昔のような成長は望めないと思います。

でも私たちには絶好調だった時代に蓄積した国富があります、
もし私たちが経済の知識をしっかりと身につければ、
その国富を元手にして海外から富を集めてくることができるはずです。

 

では今回はこのへんで。

(2023年10月19日)




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